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裸の町

デジタル大辞泉プラスの解説

裸の町

1937年公開の日本映画。監督:内田吐夢、原作:真船豊による同名戯曲、脚本:八木保太郎、撮影:横田達之。出演:島耕二、村田知栄子、小杉勇、見明凡太郎ほか。

裸の町

1948年製作のアメリカ映画。原題《The Naked City》。監督:ジュールス・ダッシン、出演:バリー・フィッツジェラルド、ハワード・ダフ、ドン・テイラーほか。第21回米国アカデミー賞撮影賞(白黒)、編集賞受賞。

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デジタル大辞泉の解説

はだかのまち【裸の町】

真船豊の戯曲。昭和11年(1936)発表。内田吐夢監督による映画化作品もある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

裸の町
はだかのまち
The Naked City

アメリカ映画。1948年作品。ジュールス・ダッシン監督。「セミドキュメンタリー」という言葉を生んだ、戦後の新しいアメリカ映画の一本。若い女性モデルの殺人事件を追う刑事たちの地道な活動が、現実の暑い夏のニューヨークを背景に描かれる。現地ニューヨークで大々的にロケが行われ、警察の捜査と並行して映し出される市民の生活ぶり、日常の街の情景、そして背後に流れるナレーションが、ニュース映画のような感覚を見る者に与えた。とくにウィリアムズバーグ・ブリッジに行き着く最後のチェイスシーンは圧巻で、ロケーション撮影を生かした刑事ものとして、のちの『ブリット』(1968)や『フレンチ・コネクション』(1971)などに影響を与えた。名カメラマンのウィリアム・ダニエルズWilliam Daniels(1901―1970)がアカデミー撮影賞を受賞。また本作は、ジャーナリストからプロデューサーに転じたマーク・ヘリンジャーMark Hellinger(1903―1947)の最後の作品となった。[宮本高晴]

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