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複合国家(読み)フクゴウコッカ

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

複合国家
ふくごうこっか
compound state

二つ以上の国家や政治体が結合・連合して、一人の君主または一つの政府の下に一つの国家を形成している政治形態。単一国家に対する語。政治的独立性がきわめて高い各州の連合からなるアメリカ合衆国、各民族共和国の連合体としての旧ソビエト連邦(現ロシア連邦)、旧植民地や自治領が独立し、かつての宗主国であるイギリス君主の下に連合体を形成しているイギリス連邦などが代表例。なお歴史的には、旧ドイツ帝国のように多数の領邦国家が結合して一つの国家を形成し、それが後の統一国家へと発展した国家連合、また一時的ではあるが、18世紀にハノーバー選挙侯をイギリス国王に迎えた際に生じたような人的同君連合、1867年から第一次世界大戦終結時までの、オーストリアがハンガリーに王国を認めて二重王国を形成した物的同君連合のような複合国家の例もある。[田中 浩]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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