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保護国 ほごこく protecting state

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

保護国
ほごこく
protecting state

条約に基づいて他国の対外関係の処理を引受ける国。相手国は被保護国呼ばれる。保護国が引受ける権能の内容は個々の条約によって異なるが,一般に制限的に解され,明示的に保護国が処理すべきものとしている以外は,すべて被保護国に留保される。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉の解説

ほご‐こく【保護国】

他の国家との条約に基づき、主権の一部を代行させることによって、その国から保護を受ける国。国際法上の半主権国に属する。保護を与える国を保護国という場合もあり、そのときは受ける国を被保護国という。

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大辞林 第三版の解説

ほごこく【保護国】

条約に基づき、他国を保護下に置き、その統治権能の一部を代わって行使する国。また、逆に保護を受ける国。 → 被保護国

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

保護国
ほごこく

国家が条約に基づき他の国家の保護の下に置かれることを保護関係とよび、保護する国を保護国protecting state、保護される国を被保護国protected stateと称する。しかし、被保護国のことを保護国とよぶ場合もある。保護関係は通常、対外的権能の一部の行使を保護国に認めるのであるが、その具体的内容は条約によって定められる。保護関係は力の異なる国家間に設定されたので、条約内容が被保護国に押し付けられることが多かった。かつて被保護国は、日本に併合されるまでの大韓帝国(1905~10)や、フランスを保護国とするチュニスモロッコカンボジアイギリスを保護国とするエジプトなど多数あったが、いずれも独立した。また、1993年にスペイン・フランス両国を保護国としていたアンドラが独立し、被保護国は姿を消した。なお、同様の従属国として付庸(ふよう)国があるが、国内法に基づき一定の独立的地位が認められている点が、国際法を根拠とする被保護国と異なる。[佐分晴夫]

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