西村秀雄(読み)ニシムラ ヒデオ

20世紀日本人名事典 「西村秀雄」の解説

西村 秀雄
ニシムラ ヒデオ

大正・昭和期の冶金学者



生年
明治25(1892)年2月16日

没年
昭和53(1978)年5月22日

出生地
京都市

学歴〔年〕
京都帝大工科大学採鉱冶金学科〔大正7年〕卒

学位〔年〕
工学博士〔昭和2年〕

経歴
三菱工業研究所に勤め、2年後京大講師となり、大正12年助教授。昭和5年工学部教授となり、採鉱冶金学教室、冶金学教室で金属材料学、金属加工学を講じた。また評議員、工学研究所長、工学部長を務めた。この間アルミニウムを主成分とする8種類の3元素平衡状態図を完成。30年定年退官し、名誉教授。財団法人応用化学研究所長となり46年まで務めた。日本学士院会員、日本金属学会副会長、大阪府綜合科学技術委員長、京都府科学技術審議会副会長なども歴任


西村 秀雄
ニシムラ ヒデオ

昭和・平成期の解剖学者 京都大学名誉教授。



生年
明治45(1912)年5月17日

没年
平成7(1995)年10月17日

出生地
京都府京都市

学歴〔年〕
京都帝国大学医学部〔昭和10年〕卒

学位〔年〕
医学博士(京都大学)〔昭和20年〕

主な受賞名〔年〕
紫綬褒章〔昭和49年〕「人体発生学に対する研究」,日本学士院賞〔昭和53年〕,勲二等瑞宝章〔昭和58年〕

経歴
昭和30〜51年京都大学医学部教授となり、50年附属先天異常標本解析センター長に就任。世界最大の4万体の妊婦初期の胎児標本を集め、ヒトの先天異常の解明に貢献した。51年より財団法人実験動物中央研究所学術顧問。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「西村秀雄」の解説

西村秀雄(2) にしむら-ひでお

1912-1995 昭和-平成時代の解剖学者。
明治45年5月17日生まれ。昭和30年京大教授となり,50年医学部付属先天異常標本解析センター長。人工流産でえられた胎児を系統的に観察して,どの段階外部からの影響をうけやすく先天異常につながるかをあきらかにした。53年学士院賞。平成7年10月17日死去。83歳。京都出身。京都帝大卒。

西村秀雄(1) にしむら-ひでお

1892-1978 大正-昭和時代の金属工学者。
明治25年2月16日生まれ。昭和5年母校京都帝大の教授。退官後,応用科学研究所長,日本金属学会副会長などをつとめた。昭和53年5月22日死去。86歳。京都出身。著作に「アルミニウム及其合金」「金属材料」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「西村秀雄」の解説

西村 秀雄 (にしむら ひでお)

生年月日:1912年5月17日
昭和時代;平成時代の解剖学者。京都大学教授;実験動物中央研究所学術顧問
1995年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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