日本歴史地名大系 「西用水」の解説
西用水
かさいようすい
〔近世前期〕
はじめ葛西井堀と称され、
近世前期の葛西領の河川環境は現在とは大きく異なっていた。埼玉・葛飾両郡境を南下して葛西領に入った古利根川は
西用水
かさいようすい
- 埼玉県:北葛飾郡
- 西用水
万治三年(一六六〇)関東郡代伊奈忠克(一名忠勝)の開発と伝える
宝永元年(一七〇四)の関東洪水で幸手領中島(現幸手市)の中島用水路が埋没したので、幸手領ほか九ヵ領の農民は中島用水の模様替えを関東郡代伊奈忠順に訴願した。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報