見積る(読み)ミツモル

デジタル大辞泉 「見積る」の意味・読み・例文・類語

み‐つも・る【見積(も)る】

[動ラ五(四)]
目分量や心づもりではかっておおよその見当をつける。目算する。「入場者数を―・る」
工事製品などの、原価日数経費などを前もって計算して出す。「経費を―・る」「工事を―・る」
[類語]見込む当て込む見通す見越す見計らう見極める見据える見定める見届ける予測予想予知予断予見勘定計算見当

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精選版 日本国語大辞典 「見積る」の意味・読み・例文・類語

み‐つも・る【見積】

  1. 〘 他動詞 ラ行五(四) 〙
  2. 目分量ではかる。目で見てだいたいをはかる。
    1. [初出の実例]「文三の背長を眼分量に見積りてゐたが」(出典:浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉二)
  3. だいたいを計算して目やすをつける。あらかじめ時間や経費などを概算して予測をたてる。
    1. [初出の実例]「で僕は其時間をまあ十時頃と見積ったね」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉一一)

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