見据える(読み)ミスエル

デジタル大辞泉 「見据える」の意味・読み・例文・類語

み‐す・える〔‐すゑる〕【見据える】

[動ア下一][文]みす・う[ワ下二]
じっと見つめる。「相手を―・える」
本質真相などを見定める。「現実を―・える」
[類語](1見つめる見守る見澄ます見る注目注視刮目目配り凝視熟視目撃着目着眼直視正視眺める見遣みや見入るにらむ目に留まる目を留める目を配る目を注ぐ目を凝らす目を付ける目を向ける目を呉れる視線を注ぐ目を遣る目にするまじまじじっとじろじろじろりきょろりぎょろりきょときょときょろきょろぎょろぎょろしげしげつくづくはたはった明視がん熟覧細見嘱目瞠若どうじゃく瞠目どうもくめつすがめつの目たかの目のみ取りまなこ視一視目する見張る虎視虎視眈眈たんたん目を据える瞳を凝らす瞳を据える目を奪われる目を輝かす目を光らす目を転ずる目が行く目を皿にする/(2見極める見定める見通す見込む見越す見計らう見積もる見届ける予測予想予知予断予見勘定計算見当

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精選版 日本国語大辞典 「見据える」の意味・読み・例文・類語

み‐す・える‥すゑる【見据】

  1. 〘 他動詞 ア行下一(ワ下一) 〙
    [ 文語形 ]みす・う 〘 他動詞 ワ行下二段活用 〙
  2. 見つめる。じっと見る。
    1. [初出の実例]「見るともなくお類の肖像を見据ゑてゐた」(出典:多情多恨(1896)〈尾崎紅葉〉後)
  3. 見てはっきりと判断する。見定める。見込む。
    1. [初出の実例]「手紙のおくは名やら判やら〈神叔〉 唐物と見すえし茶入袋して〈枳風〉」(出典:俳諧・枯尾花(1694)下)

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