目分量(読み)メブンリョウ

デジタル大辞泉 「目分量」の意味・読み・例文・類語

め‐ぶんりょう〔‐ブンリヤウ〕【目分量】

目で見て、大体の分量をはかること。また、その分量。目積もり。「目分量調味料を加える」「目分量ではかる」
[類語]大ざっぱ大づかみアバウト大方粗方あらかたあらましおおよそおよそほぼたいがいだいたいたいていおおむね概して一概に総体おしなべて総じてなべてざっと大約大略胸算用懐勘定見積もり目算推算ざっくり概要九分九厘粗い粗っぽい粗削り粗放粗略粗雑粗笨そほんおおまかどんぶり勘定ラフ粗らか概略大要一体大筋梗概大部分

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「目分量」の意味・読み・例文・類語

め‐ぶんりょう‥ブンリャウ【目分量】

  1. 〘 名詞 〙 目で見ただけで、だいたいの分量をはかること。計器を使わないでおおよその見当だけで分量をはかること。また、その分量。目積もり。目ばかり。目方量(めほうりょう)
    1. [初出の実例]「千木入らず抜荷を買ふは目分料」(出典:俳諧・千代見草(1692))
    2. 「巡査は立止って〈略〉文三の背長を眼分量に見積りてゐたが」(出典:浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む