言掛り(読み)イイガカリ

デジタル大辞泉 「言掛り」の意味・読み・例文・類語

いい‐がかり〔いひ‐〕【言(い)掛(か)り】

口実を作って、難癖をつけること。また、その事柄。「言い掛かりをつける」「とんだ言い掛かりだ」
言い出して、あとに引けなくなること。
門口で突き当たったといふが―でけんかよ」〈滑・八笑人・初〉
[類語]因縁難題いちゃもん難癖無理難題小言苦言文句苦情クレーム不平コンプレイント嫌み皮肉当て付け毒舌当て擦り揚げ足取り風刺物言い咎め咎め立て

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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