記する(読み)キスル

デジタル大辞泉 「記する」の意味・読み・例文・類語

き・する【記する】

[動サ変][文]き・す[サ変]
書きとめる。しるす。「碑文に―・する」
しっかりと記憶する。「心に―・する」
[類語]したためる書く記す書き表す書き立てる書き記す書き綴る書き込む書き入れる記入記載筆記記帳記録速記

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「記する」の意味・読み・例文・類語

き‐・する【記】

  1. 〘 他動詞 サ行変 〙
    [ 文語形 ]き・す 〘 他動詞 サ行変 〙
  2. 書きつける。書きとどめる。しるす。記載する。
    1. [初出の実例]「記父卿失礼事云々」(出典古事談(1212‐15頃)一)
    2. 「是はかならず有べき事なれば、用意の為に記(キ)す」(出典:発心集(1216頃か)七)
  3. おぼえている。記憶する。
    1. [初出の実例]「家屋皆依然として旧の如く、果して妾の意に記する所の者なれば」(出典:花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉付録)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む