デジタル大辞泉 「書込む」の意味・読み・例文・類語 かき‐こ・む【書(き)込む】 [動マ五(四)]1 文章の行間や余白に字などを書き加える。書き入れる。「欄外に注を―・む」2 定められた場所に文字や文を書いて入れる。記入する。「申込書に名前を―・む」3 すみずみまで目を届かせて書く。「時代背景もよく―・まれている」4 コンピューターで、メモリー上にあるデータなどを補助記憶装置に移し入れる。「作成したプログラムをディスクに―・む」⇔読み込む。[類語]書き入れる・記入・記載・記帳・簿記・書く・記す・したためる・書き表す・書き立てる・記する・書き記す・書き綴る・筆記・記録・速記・ 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「書込む」の意味・読み・例文・類語 かき‐こ・む【書込】 〘 他動詞 マ行五(四) 〙① 書き加える。書き入れる。[初出の実例]「『〈略〉久米川の陣へ押寄ると載せたるは此辺なるべし』と書込んであるのを読んだ事がある」(出典:武蔵野(1898)〈国木田独歩〉一)② 借金の抵当物件を証文に書く。書き入れる。[初出の実例]「路銀の用意とてわづかの田畠屋敷まで書込(カキコミ)、孫兵衛手前より銀八十匁借り請」(出典:浮世草子・沖津白波(1702)五)③ 「かきこみ(書込)②」をする。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例