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許容応力(読み)キョヨウオウリョク

デジタル大辞泉の解説

きょよう‐おうりょく【許容応力】

機械や構造物の材料に衝撃・変形が加えられても、破壊せず安全に使用できる範囲内にある応力の限界値。許し内力

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百科事典マイペディアの解説

許容応力【きょようおうりょく】

構造物の各部分において種々の荷重より受ける応力が,材料によって定まるある値以上となると破壊または不当な変形等を起こす。このためそれにかかる応力を一定限度以上に制限することが必要で,この許し得る応力を許容応力という。使用条件,状況などにより相当程度の余裕が見込まれ,材料の強さの数分の一の値にとられるのが普通である。→材料力学

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大辞林 第三版の解説

きょようおうりょく【許容応力】

構造物などの部材がその目的用途で実際に用いられるときに、破壊を起こさず、安全に使えるために許容できる最大の応力の値。許し内力。許容内力。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

許容応力
きょようおうりょく

機械や構造物を安全に使用するのに許しうる限界の応力。機械などは使用中にさまざまの荷重を受けるため、各部分は変形し、応力を生ずる。機械などが機能を安全に果たすためには、生ずる応力が破壊や大変形などの不具合をおこさない限界の応力の値より小さければよい。許容応力σalは、材料試験などから定められる基準になる強度σFを安全率Sで除した式σal=σF/Sで求められる。[林 邦夫]

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世界大百科事典内の許容応力の言及

【安全率】より

…機械や構造物の破壊を避け安全を確保するため,設計に際しては使用する材料にどの程度の応力まで作用してよいかの上限を設ける。この上限の応力を許容応力という。許容応力は,当然その材料が破壊を起こす応力,すなわち破壊応力より小さくなければならない。…

※「許容応力」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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