コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

谷口善太郎 たにぐち ぜんたろう

2件 の用語解説(谷口善太郎の意味・用語解説を検索)

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

谷口善太郎 たにぐち-ぜんたろう

1899-1974 大正-昭和時代の社会運動家,政治家,小説家。
明治32年10月15日生まれ。高等小学校を卒業後,京都の清水(きよみず)焼の陶工となる。大正11年共産党に入党。日本労働組合評議会の中央常任委員三・一五事件で検挙され,出所後作家活動にはいる。昭和24年衆議院議員(当選6回,共産党)。昭和49年6月8日死去。74歳。石川県出身。筆名は須井一(はじめ),加賀耿二(こうじ)。作品に「綿」「清水焼風景」など。

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

谷口善太郎
たにぐちぜんたろう
(1899―1974)

政治家。石川県生まれ。陶器工場の徒弟をしつつ高等小学校を卒業。清水焼工場に就職し陶磁器工を組織、1923年(大正12)日本共産党に入党し、京都の労働運動で活躍した。三・一五事件(1928)で検挙され、肺結核で自宅療養中、磯村秀次(いそむらひでつぐ)の名で『日本労働組合評議会史』を執筆、また須井一(すいはじめ)名で小説『綿』『清水焼風景』、加賀耿二(かがこうじ)名で『血の鶴嘴(つるはし)』などを発表しプロレタリア作家としても評価された。第二次世界大戦後、党再建に参加、1961年(昭和36)以降中央委員。1949年京都1区から衆議院当選、以来通算6期。[荒川章二]
『『綿・幼き合唱』(新日本出版社・新日本文庫) ▽『谷口善太郎小説集』(1963・新日本出版社) ▽『日本労働組合評議会史』(1975・新日本出版社) ▽『日本プロレタリア文学集29 谷口善太郎集』(1986・新日本出版社)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

谷口善太郎の関連キーワード森戸辰男赤神良譲伊串英治井藤半弥井之口政雄長谷川良信林田哲雄林信雄福武直松本ツマ

今日のキーワード

日本政策投資銀行

1999年に日本開発銀行と北海道東北開発公庫を統合し、発足した政府系総合政策金融機関。一般の金融機関が行なう金融などを補完・奨励し、長期資金の供給などを行ない、日本の経済社会政策に金融上で寄与していく...

続きを読む

コトバンク for iPhone