豆炭(読み)マメタン

大辞林 第三版の解説

まめたん【豆炭】

無煙炭の粉に木炭の粉などを混ぜ、鶏卵大に練り固めた燃料。こんろ・こたつなどに用いる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

豆炭
まめたん
briquetbriquette

炭素質固形燃料の一種。無煙炭を主原料として、これに木炭粉、コーライト(半成コークス)などを混合し、パルプ廃液やデンプンを粘結剤として加えて成形乾燥したもので、豆形や、膨らんだまんじゅうの形をしたマセック形があり、1個約50グラム程度のものが多い。また木炭粉を多く使用して着火性を容易にしたものがつくられている。木炭粉だけでつくられた豆炭は成形木炭という。大部分は家庭用で、その燃焼器具としてこんろこたつを用いる。性状の一例としては水分4%、灰分25%、揮発分16%、固定炭素55%。発熱量は1キログラム当り5800キロカロリーである。[真田雄三]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内の豆炭の言及

【練炭】より

…主として家庭で炊事用,あんか用などに使われる固体燃料。一般には円筒形で縦に数本の穴のあいたものを指し,ボール形に固めたものを豆炭という。無煙炭を主原料とし,粉コークスのほか粘結剤としてのパルプ廃液,ベントナイト,また石炭中の硫黄分の固定剤としての石灰,酸化鉄,ソーダ灰などを配合し,これらを粉砕,配合,調湿,練り,成形,乾燥,包装の工程をへて製品とする。…

※「豆炭」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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