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炭団 たどん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

炭団
たどん

木炭粉末を主原料とする固形燃料の一つ。木粉にのこ屑炭,コークス無煙炭などの粉末を混合し,布海苔角叉デンプンなどを粘結剤として球形に固めて乾燥させてつくる。一定温度を一定時間保つことができるのが特徴で,火鉢,こたつの燃料として愛用され,またとろ火で長時間煮炊きするのに重用された。

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デジタル大辞泉の解説

た‐どん【炭団】

粉炭(こなずみ)にふのりを加えて練り、丸くして乾燥した燃料。 冬》「炭取にいつから残る―かな/乙字
俗に、相撲の星取り表で負けの印。黒星

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百科事典マイペディアの解説

炭団【たどん】

木炭粉末に,フノリ糖蜜,壁土用糊料のツノマタなどを混ぜて,球形に固めて乾燥した固体燃料。火鉢,こたつ,あんかなどに用いる。円筒形にしたものは棒炭という。
→関連項目練炭

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世界大百科事典 第2版の解説

たどん【炭団】

木炭の粉末をデンプン,フノリ,ツノマタなどで球形に固め乾燥した加工炭燃料。たどんの起りは不明だが,中国では3世紀頃の史書に加工炭の記述がある。日本にも平安時代に動物(獣)形に固めた獣炭が使われたと史書にある。また鎌倉時代に禅文化が,木炭の新用途であるこたつ,たどん,あんかを伝えたようで,そのころよりたどんは庶民の燃料として使用され,いろいろのことわざや俳句などにも出てくる。たとえば〈たどんに目鼻〉というのは不美人で色黒で,目鼻だちがはっきりしない顔のたとえである。

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大辞林 第三版の解説

たどん【炭団】

〔「たんとん」の転。「とん」は「団」の唐音〕
木炭や石炭の粉を布海苔ふのりでボール状に固めた燃料。 [季] 冬。
相撲の黒星の俗称。
[句項目]

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