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負人 ふにん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

負人
ふにん

荘園制における農民の呼称。荘民が,その居住する甲という荘園から乙という荘園もしくは公領に出作した場合,その荘民は甲の領主に対して雑役 (ぞうやく) を担する義務を負ったから,甲の領主側はその荘民を負人と称し,乙の領主側からは寄人 (よりゅうど) と呼ばれた。年貢は出作地の領主,国衙に納め,公事夫役は従来の領主に納めるという支配関係で,雑役免 (ぞうやくめん) ,半不輸田,一色田などはこうした関係のうえに成立していた。 (→負名 )

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