貴船祭(読み)キブネマツリ

デジタル大辞泉 「貴船祭」の意味・読み・例文・類語

きぶね‐まつり【貴船祭】

6月1日に行われる京都貴船神社祭礼。もと陰暦4月11月の1日に行われ、4月の祭礼では付近に生える虎杖いたどりを採って、大きさや量を競い、虎杖祭とよばれた。貴船神事 夏》

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精選版 日本国語大辞典 「貴船祭」の意味・読み・例文・類語

きぶね‐まつり【貴船祭】

  1. 〘 名詞 〙きぶねしんじ(貴船神事)(イ)季語・夏 》 〔俳諧・増山の井(1663)〕

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「貴船祭」の意味・わかりやすい解説

貴船祭[真鶴]
きぶねまつり[まなづる]

神奈川県南西部真鶴町の貴船神社で 7月27~28日に行なわれる祭り。東地区と西地区から,それぞれ櫂伝馬,小早船,囃子船が出され,神輿を乗せた神輿船とともに海上を渡御する。櫂伝馬は,石材業者が担当して小早船や神輿船を曳航する。小早船は,極彩色の彫刻と華やかな花飾りやちょうちん飾りが特徴的な屋形船で,神輿船の前で露払いの役割を担う。27日の朝は小早船を進水させる「水浮け」があり,午後は神輿の船渡御となる。神輿は仮屋前の岸壁に着き,町内を巡行してお仮屋に入る。翌日も神輿を海中に入れるなどして町内をめぐり,夕刻に船で還御となる。神輿巡行の際は,先払いとして,重さ 60kg以上もある角柱に花飾りをつけた花山車が力自慢の石材業者たちによって担がれる。また,浴衣姿に金幣・銀幣を持った鹿島踊りも各所で行なわれる。国指定重要無形民俗文化財。

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事典 日本の地域遺産 「貴船祭」の解説

貴船祭

(山口県周南市粭島)
ふるさと周南景観特選」指定の地域遺産。
約300年前に海上安全と大漁を祈願して行われたことが起源白装束若者が、神輿を担いで海に入り、貴船神社と御旅所までの約500mを往復する

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事典・日本の観光資源 「貴船祭」の解説

貴船まつり

(神奈川県足柄下郡真鶴町)
かながわ未来遺産100」指定の観光名所。

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