真鶴町(読み)マナヅルマチ

日本歴史地名大系 「真鶴町」の解説

真鶴町
まなづるまち

面積:七・〇〇平方キロ

箱根火山東南山麓部に位置し、南部は箱根外輪山の支脈相模湾に突出し真鶴半島を形成する。

東海道本線と国道一三五号が中央部を南北に通り、海岸線を南下する真鶴道路いわ大橋を経て中心部をトンネルで通過している。北部高地の一部では石材(小松石)採掘が行われ、山裾の南面傾斜地では蜜柑が栽培される。半島基部東側の真鶴港は石材の搬出が盛んであり、また東北部の岩漁港とともに相模湾西部沿岸漁業の根拠地となっている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「真鶴町」の意味・わかりやすい解説

真鶴〔町〕
まなつる

神奈川県南西部,真鶴半島から箱根山の南東斜面に延びる町。まなづるともいう。 1927年町制。 56年岩村合体。真鶴半島基部の北岸にある漁港を中心とする。沿岸漁業,特にブリ定置網漁の基地として発展した。魚市場,製氷工場,水産加工場,造船所などの関連施設が整う。箱根山の傾斜地ではミカンを栽培し,小松石と呼ばれる石材を切出す。貴船神社の7月の船祭は華麗な神輿船が海を渡る有名な祭。真鶴半島は景勝地で,三ツ石やサボテンランド,キャンプ場がある。町域の一部は,真鶴半島県立自然公園に属する。 JR東海道本線,国道 135号線,真鶴道路が通る。面積 7.05km2人口 6722(2020)。

真鶴〔町〕
まなづる

真鶴町」のページをご覧ください。

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