(読み)カケ

  • ずく づく
  • と・する
  • の・る
  • 漢字項目

デジタル大辞泉の解説

《「掛け」と同語源》
勝負事や当て事に金品を出し合い、勝った者がそれを取る約束で争うこと。また、その金品。かけごと。「賭けに勝つ」「賭けをする」
結果は運にまかせて、思い切って物事をすること。「大きな賭けに出る」
常用漢字] [音](漢) [訓]かける かけ
かける。「賭銭
かけ。ばくち。「賭博(とばく)
[難読]賭弓(のりゆみ)

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 かけをすること。また、そのかける品物のこと。「つぐなう」などの語根という。複合名詞の後項として用いられることが多い。
※古事記(712)中「若(も)し汝(なれ)此の嬢子を得ること有らば〈略〉亦山河の物を悉に備へ設けてうれ豆玖(ヅク)をせむ」
[補注]仮名づかいには問題があるが、「色葉字類抄」の「賭 スク 博弈賭」と関係あるか。
〘他サ変〙 と・す 〘他サ変〙 かけごとに出す。かけものにする。かける。また、ある目的のために犠牲にする覚悟をもつ。
※倫敦消息(1901)〈夏目漱石〉三「我下宿の主人公は其尨大なる身体を賭してかの小冠者差配と雌雄を決せんとしつつある」
〘他ラ四〙 物品を賭(か)けて勝負を争う。賭ける。
※続詞花(1165頃)戯咲「人のたはぶれをしてかたみにのりなどして後〈略〉はる駒ののるをくるしと思ふにや」

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世界大百科事典内のの言及

【賭博】より

…金銭や物品を賭けて勝負をあらそうことで,〈ばくち〉〈かけごと〉ともいう。
【日本】

[古代]
 かけごとの習俗は古くからみられ,《古事記》に秋山之下氷壮夫(あきやまのしたびおとこ)と春山之霞壮夫(はるやまのかすみおとこ)が伊豆志袁登売(いずしおとめ)をめぐり妻争いをし,衣服をぬぎ山河の産物を備えて,かけごとを行ったとある。…

※「賭」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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