ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「赤松貞村」の意味・わかりやすい解説
赤松貞村
あかまつさだむら
[没]文安4(1447)
室町時代の武将。満貞の子。容色美しく将軍足利義教に寵愛され,嘉吉の乱の直接の因となったといわれる人物。義教は赤松嫡流の所領を庶流である貞村に与え,かつ播磨守護職を脅かしたため赤松満祐に殺された。貞村は幕府軍として満祐討伐に加わり,播磨で死んだともいう。
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