赤松貞村(読み)あかまつさだむら

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「赤松貞村」の意味・わかりやすい解説

赤松貞村
あかまつさだむら

[生]明徳4(1393)
[没]文安4(1447)
室町時代武将。満貞の子。容色美しく将軍足利義教に寵愛され,嘉吉の乱の直接の因となったといわれる人物。義教は赤松嫡流の所領を庶流である貞村に与え,かつ播磨守護職を脅かしたため赤松満祐に殺された。貞村は幕府軍として満祐討伐に加わり,播磨で死んだともいう。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「赤松貞村」の解説

赤松貞村 あかまつ-さだむら

1393-1447 室町時代の武将。
明徳4年生まれ。赤松貞範(さだのり)の曾孫。6代将軍足利義教(よしのり)に近習としてつかえ,寵(ちょう)をうける。嘉吉(かきつ)の乱で義教が赤松満祐(みつすけ)に殺されたとき,のがれて殉死せず嘲笑(ちょうしょう)され,満祐追討の戦いでも山名持豊(もちとよ)におくれをとった。茶人としてすぐれた。文安4年死去。55歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む