コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

しゅgati

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説


しゅ
gati

仏教用語。死後における存在の状態をいう。人はその存命中の行為に応じて,死後それぞれの新たな生存の状態に到達するが,仏教では異説がある。地獄における生存 (地獄) ,死霊としての生存 (餓鬼) ,獣類としての生存 (畜生) ,阿修羅としての生存 (修羅) ,人間としての生存 (人) ,神々としての生存 (天) の6種を六趣といい,前3者を三悪趣,あとの3者を三善趣といったりする。また三悪道,三善道とも称する。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

デジタル大辞泉の解説

おも‐むき【趣】

そのものが感じさせる風情。しみじみとした味わい。「冬枯れの景色もがある」
全体から感じられるようす・ありさま。「異国的なのある街」「大陸とはを異にした文化」
言おうとしていること。趣旨。「お話のは承知しました」
聞き及んだ事情。ようす。「承りますればご病気の、お案じ申しております」
やり方。方法。
「合戦の―はからひ申せ」〈保元・上〉

しゅ【趣】

仏語。衆生(しゅじょう)が自己のつくった業(ごう)によっておもむく世界。六趣。

しゅ【趣】[漢字項目]

常用漢字] [音]シュ(漢) [訓]おもむき おもむく
心の向かうところ。めざすところ。考え。「趣意趣向趣旨意趣
おもむき。あじわい。「趣味雅趣興趣詩趣情趣風趣妙趣野趣
仏教で、衆生が輪廻(りんね)の間に行って住む世界。「三悪趣
[名のり]とし

出典|小学館デジタル大辞泉について | 情報 凡例

大辞林 第三版の解説

おもぶき【趣】

おもむき(趣) 」に同じ。 「真言の-深さあささの程を聞しめして/栄花

おもむき【趣】

風情ふぜいのある様子。あじわい。 「 -のある庭」
気配。気分。感じ。 「秋の-が深くなる」
だいたいの内容。わけ。事情。 「お話の-は父から聞いております」
様子。状況。 「近く御上京の-、家族一同お待ちしております」
心の動き。心が動く方向。 「人の心々、おのがじしの立てたる-も見えて/源氏 帚木

おもむけ【趣】

〔下二段動詞「おもむく」の連用形から〕
意向。おもぶけ。 「ただ大殿の御-の異なるにこそはあなれ/源氏 藤袴

しゅ【趣】

〘仏〙 衆生しゆじようが自らの行為によっておもむく場所。また、生きるさま。六趣。

出典|三省堂大辞林 第三版について | 情報

趣の関連キーワードアーティスティック味も素っ気もないえも言われぬ機微をうがつリリシズム異国情調俳諧味夢想曲筆遣い野性味四悪趣同趣天趣筆勢仏語探春風姿気品銘木盛秋

今日のキーワード

存亡の機

引き続き存在するかここで滅びてしまうかという非常に重大な時。存亡の秋(とき)。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

趣の関連情報