身を隠す(読み)ミヲカクス

デジタル大辞泉 「身を隠す」の意味・読み・例文・類語

かく・す

人に見つからないように隠れる。世間の目から逃れてひっそり暮らす。
[類語]隠れるひそしのもぐまぎれる紛れ込む逃げ込む潜伏せんぷくする隠伏する韜晦とうかいする・身をひそめる・人目を盗む人目を忍ぶ人目を憚る人目を避ける鳴りを潜める雲隠れ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「身を隠す」の意味・読み・例文・類語

み【身】 を 隠(かく)

  1. 人の目につかないように姿を隠す。知人の知らない所に隠れ住む。世間を避けて暮らす。
    1. [初出の実例]「住みわびぬ今はかぎりと山里に身をかくすべき宿求めてん」(出典:伊勢物語(10C前)五九)
  2. 身元を隠す。素姓を隠す。
    1. [初出の実例]「長浪人の身を隠しかね」(出典:浮世草子・日本永代蔵(1688)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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