紛れ込む(読み)マギレコム

デジタル大辞泉 「紛れ込む」の意味・読み・例文・類語

まぎれ‐こ・む【紛れ込む】

[動マ五(四)]
まちがって入り込む。「よその郵便物が―・む」
いつのまにか他の物の中に入り込む。混雑をうまく利用して入り込む。「雑踏の中に―・んで姿を消す」
[類語]隠れるひそしのもぐまぎれる逃げ込む潜伏せんぷくする隠伏する韜晦とうかいする身を隠す・身をひそめる・人目を盗む人目を忍ぶ人目を憚る人目を避ける逃げ隠れ鳴りを潜める雲隠れ進入入り込む潜り込む忍び込む忍び入る割り込む分け入る潜入侵入浸入闖入ちんにゅう流入深入り乱入侵す侵害侵略侵寇侵犯突入侵攻切り込む踏み込む乗り込む立ち入る押し入る駆け込む走り込む押し込む繰り込む上がり込む舞い込む足を踏み入れる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「紛れ込む」の意味・読み・例文・類語

まぎれ‐こ・む【紛込】

  1. 〘 自動詞 マ行五(四) 〙 混雑・混乱に乗じて入り込む。わからないように入ってしまう。また、まちがって入り込む。まぎれいる。
    1. [初出の実例]「転合な粽隠居へまきれこみ」(出典:雑俳・桜狩(1743))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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