人目を憚る(読み)ヒトメヲハバカル

デジタル大辞泉 「人目を憚る」の意味・読み・例文・類語

人目ひとめはばか・る

他人に見られるのを恐れる。世間に知られないように心を配る。「―・らずに泣く」
[類語]忍ぶひそもぐまぎれる紛れ込む逃げ込む潜伏せんぷくする隠伏する韜晦とうかいする身を隠す・身をひそめる・人目を盗む人目を忍ぶ人目を避ける逃げ隠れ隠れる鳴りを潜める雲隠れ

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精選版 日本国語大辞典 「人目を憚る」の意味・読み・例文・類語

ひとめ【人目】 を 憚(はばか)

  1. 人に見られないように心をくばる。〔詞葉新雅(1792)〕
    1. [初出の実例]「往来の人目を憚って溝際の方へ少し身を避けた」(出典:つゆのあとさき(1931)〈永井荷風〉四)

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