180度転回させると水銀柱が切れてそのときの示度を保持する特殊な温度計で,海洋などで水中の温度を測定するのに使用される。水圧が示度に変化を及ぼす被圧式と,そうでない防圧式があり,通常,被圧式と防圧式を同時に使用し,温度と深度を求める。被圧式では水圧に相当した分だけ,示度が余分に上昇するため,防圧式との差から水圧を求め,水圧から深度を算出する。分解能は1/100℃で0.5%ほどの精度で深度が算出できる。1本のワイヤに連装した転倒採水器にとりつけ,10層以上の各層を同時に観測することが多い。製作に高度の技術を要し,新田次郎の短編小説《ガラスと水銀》(1957)にとり上げられている。
執筆者:平 啓介
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...
1/16 デジタル大辞泉プラスを更新
1/16 デジタル大辞泉を更新
12/10 小学館の図鑑NEO[新版]魚を追加
10/17 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典を更新
8/22 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新