コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

輝線星 きせんせい

百科事典マイペディアの解説

輝線星【きせんせい】

スペクトル中の吸収線が輝線に反転していたり,吸収線の中央部や翼部に輝線成分が見られる恒星の総称。ふつうの星では吸収線は通常,明るい連続スペクトルの上の暗線となって表れる。
→関連項目ウォルフ=ライエ星

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト百科事典マイペディアについて | 情報

世界大百科事典 第2版の解説

きせんせい【輝線星 emission‐line star】

恒星のスペクトルは通常明るい連続スペクトルの上に,特定のイオン,原子,分子による吸収線を示すが,星の中には吸収線が逆に明るい輝線に反転しているもの,あるいは吸収線の中央部または翼部に輝線成分を示すものがある。これらの星を総称して輝線星と呼ぶ。輝線としてもっとも一般に観測されるのは水素のバルマー線,とくにHα線,Hβ線である。スペクトルに輝線を生ずるのは主として星の光球の外側に希薄な広がった星周圏circumstellar envelopeと呼ばれるガス圏が存在するためである。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

輝線星の関連キーワード岡山天体物理観測所アケルナル惑星状星雲散光星雲反射星雲フレア星星雲線

今日のキーワード

かりゆし

1 沖縄方言で「縁起がよいこと」「めでたいこと」を表す語。2 「かりゆしウエア」の略。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android