デジタル大辞泉 「追掛ける」の意味・読み・例文・類語 おい‐か・ける〔おひ‐〕【追(い)掛ける】 [動カ下一][文]おひか・く[カ下二]1 先に行くものに追いつこうとして、あとから追う。おっかける。「先発隊を―・ける」「流行を―・ける」2 (「おいかけて」の形で、副詞的に用いる)ある事をしたあとに、続けて事を行う。また、ある事に続いてさらに事が起こる。「とりあえず事件発生の一報を入れ、―・けて詳細を伝える」[類語]追う・追い詰める・追いつく・追い越す・追い抜く・追い上げる・追い込む・追跡・追尾・深追い・急追・猛追・尾行・付け回す・追い回す・跡を追う・跡をつける 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「追掛ける」の意味・読み・例文・類語 おい‐か・けるおひ‥【追掛・追懸・追駆】 〘 他動詞 カ行下一段活用 〙 [ 文語形 ]おひか・く 〘 他動詞 カ行下二段活用 〙① 後から追う。先行する者に追いつこうとして急ぐ。追跡する。追っかける。[初出の実例]「大将の陣の前、敵の追ひかけむもあしかりなんと思ひて、直下(まっくだ)りに逃げたりけるが」(出典:保元物語(1220頃か)中)② 一つの事に続いてさらに事が起こる。また、前の事に続けて物事をする。追っかける。[初出の実例]「急病の電報がかかって〈略〉追かけて死去の電報が来た」(出典:思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例