デジタル大辞泉 「逆さ」の意味・読み・例文・類語 さか‐さ【逆さ/▽倒さ】 [名・形動]「さかさま」の略。「裏表が―になる」[類語]反対・逆ぎゃく・逆様さかさま・あべこべ・かえって・裏腹うらはら・裏返し・裏表うらおもて・右左みぎひだり・上下うえした・後ろ前・正反対・真逆・本末転倒・主客転倒 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「逆さ」の意味・読み・例文・類語 さか‐さ【逆さ・倒さ】 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ( 「さかさま(逆様)」の略 )① =さかさま(逆様)①[初出の実例]「猫は〈略〉くらやみで毛を逆(サカ)さに撫ると、火の出る性がある故」(出典:文明開化(1873‐74)〈加藤祐一〉初)「自分の勝手な時は人を逆さにしたり、頭へ袋をかぶせたり」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉一)② =さかさま(逆様)②[初出の実例]「難有(ありがた)いことには逆(サカ)さを見ることがない、即ち子に先(さきだ)って死なれるやうなことがないと云ふので」(出典:東京年中行事(1911)〈若月紫蘭〉一〇月暦) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例