裏腹(読み)ウラハラ

デジタル大辞泉 「裏腹」の意味・読み・例文・類語

うら‐はら【裏腹】

[名・形動]
背と腹。また、裏と表。
背中合わせ。隣り合わせの関係であること。「死と裏腹の危険な仕事
相反していること。また、そのさま。逆さま。反対。あべこべ。「気持ちと裏腹言葉
[類語]反対ぎゃく逆様さかさまさかあべこべかえって裏返し裏表うらおもて右左みぎひだり上下うえした後ろ前正反対真逆本末転倒主客転倒表裏陰日向背中合わせ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「裏腹」の意味・読み・例文・類語

うら‐はら【裏腹】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 )
  2. 正反対なこと。全く逆であること。また、そのさま。あべこべ。うらおもて。
    1. [初出の実例]「vrafara(ウラハラ) チガウタ コト バカリヲ ゴランゼラリョウズ〔加津佐物語〕」(出典:ロドリゲス日本大文典(1604‐08))
  3. 二つの物が密接で切り離せない関係にあること。一体であるさま。
    1. [初出の実例]「クルマの長所は、たいていは、その短所とウラハラなのであるから」(出典:マイ・カー(1961)〈星野芳郎〉二)

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