正反対(読み)セイハンタイ

デジタル大辞泉 「正反対」の意味・読み・例文・類語

せい‐はんたい【正反対】

[名・形動]全く反対であること。まるで逆なこと。また、そのさま。「正反対な(の)考え方
[類語]反対ぎゃく逆様さかさまさかあべこべかえって裏腹うらはら裏返し裏表うらおもて右左みぎひだり上下うえした後ろ前真逆本末転倒主客転倒

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「正反対」の意味・読み・例文・類語

せい‐はんたい【正反対】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) まったく反対であること。まるで、あべこべであること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「祖父(ぢぢい)とは、なる可く正反対(セイハンタイ)に有らせ度いと」(出典小公子(1890‐92)〈若松賤子訳〉一二)
    2. 「其言葉の陰には丸でこれと正反対の心がかくれて居た」(出典:田舎教師(1909)〈田山花袋〉一五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

お手玉

世界各地で古くから行われている遊戯の一つ。日本では,小豆,米,じゅず玉などを小袋に詰め,5~7個の袋を組として,これらを連続して空中に投げ上げ,落さないように両手または片手で取りさばき,投げ玉の数や継...

お手玉の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android