遊子(読み)ユウシ

デジタル大辞泉 「遊子」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐し〔イウ‐〕【遊子】

家を離れて他郷にいる人。旅人
天涯の―たる予自身を」〈芥川開化殺人

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精選版 日本国語大辞典 「遊子」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐しイウ‥【遊子・游子】

  1. 〘 名詞 〙 家を離れて他郷にいる人。たびびと。旅行者旅客
    1. [初出の実例]「遊子吹笙乗甲夜、一長一短悩人情」(出典凌雲集(814)和菅祭酒秋夜途中聞笙之什〈藤原冬嗣〉)
    2. 「雲白く遊子(イウシ)悲しむ」(出典:落梅集(1901)〈島崎藤村〉小諸なる古城のほとり)
    3. [その他の文献]〔李白‐送友人詩〕

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普及版 字通 「遊子」の読み・字形・画数・意味

【遊子】ゆう(いう)し

旅人。〔文選古詩十九首、一〕雲、白日(おほ)ふ 子、反せず 君を思へば人をして老いしむ 怱ち已に(く)る。

字通「遊」の項目を見る

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事典・日本の観光資源 「遊子」の解説

遊子

(愛媛県宇和島市)
美しい日本のむら景観100選指定の観光名所。

出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報

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