道光(読み)どうこう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「道光」の解説

道光(2) どうこう

1243-1330 鎌倉時代の僧。
寛元元年生まれ。相模(さがみ)(神奈川県)の人。比叡(ひえい)山でまなび,のち浄土宗に改宗して良忠の法をつぐ。京都三条の悟真(ごしん)寺で布教,著作にはげみ,三条派の祖とあおがれた。元徳2年3月29日死去。88歳。一説に3年7月19日死去とも。俗姓宍戸。字(あざな)は了慧。号は望西楼,蓮華堂。諡号(しごう)は広済和尚。編著に「黒谷上人語灯録」など。

道光(1) どうこう

?-? 飛鳥(あすか)時代の僧。
白雉(はくち)4年(653)律の研究のため,遣唐大使吉士長丹(きしの-ながに)の船で唐(とう)(中国)にわたる。天武天皇7年(678)に帰国,勅をうけ「依四分律抄撰録文」をあらわす。「日本書紀」持統天皇8年(694)4月条に,賻物(はぶりもの)(葬具)がおくられたとあり,この年に死去か。

道光(3) どうこう

鉄眼道光(てつげん-どうこう)

道光(4) どうこう

日謙(にちけん)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

関連語 鉄眼道光 日謙

世界大百科事典(旧版)内の道光の言及

【鉄眼】より

…江戸時代初期の黄檗(おうばく)宗の僧。道光と称し,鉄眼は号,諡号(しごう)は宝蔵国師である。肥後国(熊本県)益城(ましき)郡の生れで,俗姓は佐伯氏。…

※「道光」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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