遜色(読み)ソンショク

デジタル大辞泉 「遜色」の意味・読み・例文・類語

そん‐しょく【遜色】

他に比べて劣っていること。見劣り。「入賞作に比べても遜色のない出来だ」
[類語]欠陥難点短所くせ弱点欠点盲点瑕疵かし瑕瑾かきんあら弱み泣き所負い目引け目付け目デメリットウイークポイントハンディキャップ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「遜色」の意味・読み・例文・類語

そん‐しょく【遜色】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 他にゆずること。へりくだること。
  3. 劣っていること。見劣り。
    1. [初出の実例]「吾は優勝劣敗の舞台に立って遜色なき事能はず」(出典:一種の攘夷思想(1892)〈北村透谷〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android