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酢酸クロム さくさんクロム chromium acetate

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世界大百科事典 第2版の解説

さくさんクロム【酢酸クロム chromium acetate】

酸化数IIおよびIIIの化合物が知られている。
酢酸クロム(II)]
 化学式Cr(CH3COO)2。無水和物および1水和物が知られており,いずれも赤色結晶。冷水にはわずかに溶けるが,熱水にはよく溶ける。空気中では酸化されやすい。空気を断って酢酸クロム(III)を還元するが,クロム(III)塩水溶液に酢酸アルカリを加えて濃縮すると1水和物Cr(CH3COO)2・H2Oが得られる。これは四つのCH3COOが二つのCrを橋架けしている[Cr2(CH3COO)4(H2O)2]のような複核錯体である。

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