コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

鉄扇 てっせん

4件 の用語解説(鉄扇の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

鉄扇
てっせん

鍛鉄 (たんてつ) を骨とした扇。戦国時代頃から軍扇の親骨を鉄でつくる風潮が起り,軍陣用,護身用に用いられたが,江戸時代になってからは主として護身用として武士が用いた。親骨だけを鉄にしたもの,中骨にも鉄を用いたもの,たたんだ形のままの総鉄づくりのものなど,その種類は多い。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

大辞林 第三版の解説

てっせん【鉄扇】

骨を鉄で作った扇。親骨だけが鉄のものと、骨全部が鉄のものとがある。近世、武家の護身具として流行した。

出典|三省堂
大辞林 第三版について | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

鉄扇
てっせん

骨を鉄製とした扇、または畳んだ扇の形を鉄でつくったもので、近世の武家の護身用の武器を兼ねた扇である。元来、扇は、武士が威容を整えるためにつねに携帯したもので、『甲陽軍鑑』には、扇を剣として、扇切(おうぎきり)と称する武術の試合をした記事もある。携帯に便利で、威儀も兼ねた武具として、近世に考案されたものであろう。中世以前の文献にはみえず、古い遺物も確認されない。[齋藤愼一]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

今日のキーワード

稀勢の里寛

1986- 平成時代の力士。昭和61年7月3日生まれ。中学卒で鳴戸部屋に入門し,平成14年3月初土俵。16年5月新十両,同年11月には18歳4ヵ月で新入幕をはたす。18年7月新三役小結,21年3月新関...

続きを読む

コトバンク for iPhone

鉄扇の関連情報