コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

四面銅鉱 しめんどうこうtetrahedrite

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

四面銅鉱
しめんどうこう
tetrahedrite

(Cu,Fe)12Sb4S13 。等軸晶系,四面体の結晶形をもつ銅の鉱物で,銅を約 46%含む。帯黒灰色,鉄黒色,条痕は黒色。硬度3 ~ 4,比重 4.6 ~ 5.1。深成鉱床 (神岡) ,接触交代鉱床 (秩父) ,層状含銅硫化鉄鉱床 (別子) ,鉱脈 (千歳) ,黒鉱鉱床 (小坂) などに銀とともに産する。黝 (ゆう) 銅鉱ともいう。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

百科事典マイペディアの解説

四面銅鉱【しめんどうこう】

銅の鉱石鉱物の一つ。黒〜黒灰色,不透明で,多くは四面体結晶を示す。組成は3Cu2S・Sb2S3に近く,SbはAsと置換して固溶体を作る。等軸晶系,硬度3.5〜4,比重4.97。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典 第2版の解説

しめんどうこう【四面銅鉱 tetrahedrite】

化学式Cu10(Fe,Zn)2Sb4S13の鉱物。SbをAsが置換したヒ四面銅鉱tennantiteとの間に完全固溶体をつくり,合わせてファレルツFahlerzとも呼ばれる。少量のAg,Hg,Pbが金属原子を置換するが,Agが多量に置換したものはフライバージャイトfreibergiteとして知られる。等軸晶系。自形は(111)の正四面体が比較的ふつうで,これが鉱物名の由来でもある。また不規則な粒状ないし緻密な塊状でも産す。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

しめんどうこう【四面銅鉱】

銅・アンチモン・硫黄いおうなどを含む鉱物。等軸晶系。通常、光沢のある鉄黒色で四面体結晶をなす。銀を含有することもある。銅・銀の原料鉱石。黝ゆう銅鉱。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

四面銅鉱
しめんどうこう

(ひ)四面銅鉱、安(あん)四面銅鉱などのつくる含銅硫塩鉱物の総称。[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

四面銅鉱の関連キーワード銀安四面銅鉱(データノート)安四面銅鉱(データノート)砒四面銅鉱(データノート)ゴールドフィールド鉱カンフィールド鉱チュキカマタ銅山コーンウォール石インジウム銅鉱自然アンチモンエムプレクト鉱テルル水銀鉱コニカルコ鉱コルヌビア石銀安四面銅鉱ナウマン鉱ゲルマン鉱アラマヨ鉱ヨルダン鉱テルル鉛鉱ジャルパ鉱

今日のキーワード

いい夫婦の日

11月22日。通商産業省(現経済産業省)が制定。パートナーへの感謝の意を示し、絆を深める。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android