若宮大路(読み)わかみやおおじ

国指定史跡ガイド「若宮大路」の解説

わかみやおおじ【若宮大路】


神奈川県鎌倉市雪ノ下材木座・由比ガ浜ほかにある鶴岡八幡宮参道鎌倉の中央を鶴岡八幡宮の社頭から由比ヶ浜まで一直線に結んでおり、当時の鎌倉造営に関する遺構として重要とされ、1935年(昭和10)に国の史跡指定され、2006年(平成18)に追加指定された。この大路京都平安京)の朱雀(すざく)大路を参考に、源頼朝が妻政子の安産祈願のため造らせたもので、鎌倉の都市計画の中心軸と位置づけられていた。途中に3つの鳥居があり、浜側から「一の鳥居」「二の鳥居」「三の鳥居」といい、二の鳥居から三の鳥居までの間は、盛り土によって道の中央を一段高くした段葛(だんかずら)と呼ばれる参道が造られている。段葛は遠近法によって実際の距離より長く見えるよう、鶴岡八幡宮側に道幅が狭くなっている。現在は県道の一部になっている。JR横須賀線ほか鎌倉駅から徒歩約3分。

出典 講談社国指定史跡ガイドについて 情報

デジタル大辞泉プラス「若宮大路」の解説

若宮大路

神奈川県鎌倉市の鎌倉鶴岡八幡宮の参道。由比ヶ浜まで約1.8キロメートルにわたりのびる直線道路で、京都の朱雀大路を参考として源頼朝みずからの指揮により造営されたものと伝わる。国指定史跡。また「日本の道百選」(建設省)にも選定されている。

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デジタル大辞泉「若宮大路」の解説

わかみや‐おおじ〔‐おほぢ〕【若宮大路】

神奈川県鎌倉市にある大通り鶴岡八幡宮三の鳥居前から由比ヶ浜まで伸びる。

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事典・日本の観光資源「若宮大路」の解説

若宮大路

(神奈川県鎌倉市)
かながわの古道50選」指定の観光名所。

若宮大路

(神奈川県鎌倉市)
日本の道100選」指定の観光名所。

出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報

世界大百科事典内の若宮大路の言及

【鎌倉[市]】より

…しかし三方を山で囲まれ,相模湾に面した自然環境や,鎌倉七口といわれる鎌倉に入る切通し,道路網などに昔をしのぶことができる。鎌倉の市街地の中心をなすのは鶴岡八幡宮で,八幡宮前から由比ヶ浜海岸に向かって一直線に若宮大路が通じる。八幡宮境内には1928年開館の市立国宝館と51年日本最初の近代美術館として開館した県立近代美術館などがある。…

※「若宮大路」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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