鎌倉長九郎(読み)かまくら ちょうくろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「鎌倉長九郎」の解説

鎌倉長九郎(初代) かまくら-ちょうくろう

?-1719* 江戸時代前期-中期歌舞伎役者
鎌倉団右衛門門人元禄(げんろく)7年(1694)江戸市村座に親仁方として出演正徳(しょうとく)元年大坂にいき,ふたたび江戸にもどった。はじめ立役(たちやく),のち敵役を演じた。享保(きょうほう)3年11月21日死去。

鎌倉長九郎(2代) かまくら-ちょうくろう

?-? 江戸時代中期の歌舞伎役者
初代鎌倉長九郎の次男宝永から正徳(しょうとく)のはじめまで宮地芝居の大立者として活躍。正徳3年(1713)江戸森田座に出演,大芝居の役者になった。父の没後2代長九郎を襲名。立役(たちやく),敵役を演じ,実悪(じつあく)を得意とした。前名は鎌倉蝶九郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例