長者原(読み)ちょうじゃばる

日本大百科全書(ニッポニカ)「長者原」の解説

長者原
ちょうじゃばる

大分県西部、九重(くじゅう)火山群北側の飯田高原(はんだこうげん)の中心部。阿蘇くじゅう国立公園(あそくじゅうこくりつこうえん)の一部をなし、標高1000メートル前後、軽石流による波状のスロープの草原が広がり、小松の疎林を有し、小松ヶ台(こまつがだい)とよばれていた所。やまなみハイウェイが縦貫し、ホテル(温泉がある)、キャンプ場があり、久住(くじゅう)山、大船(たいせん)山などの登山口にあたる。地名は付近の千町無田(せんちょうむた)の朝日長者伝説による。

[兼子俊一]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内の長者原の言及

【岸本[町]】より

…日野川両岸の台地では古墳群や奈良時代の大寺廃寺跡(史),石製鴟尾(しび)(重要文化財)が発見されている。西方台地上の長者原は吉持家7代によって江戸末期に開墾が完成し,1861年(文久1)佐野川用水の完成により水田化された。農業を町の基幹産業とし,米作を中心にスイカ,二十世紀梨などの栽培が営まれる。…

※「長者原」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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