長谷川和彦(読み)ハセガワカズヒコ

デジタル大辞泉 「長谷川和彦」の意味・読み・例文・類語

はせがわ‐かずひこ〔はせがは‐〕【長谷川和彦】

[1946~ ]映画監督広島の生まれ。中上健次小説蛇淫じゃいん」を映画化した「青春殺人者」で監督デビュー、多く映画賞受賞し注目を集める。2作目「太陽を盗んだ男」発表以降は監督業から遠ざかるが、後続映画人に大きな影響を与え続けている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 蛇淫

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「長谷川和彦」の解説

長谷川和彦 はせがわ-かずひこ

1946- 昭和後期-平成時代の映画監督。
昭和21年1月5日生まれ。昭和43年東大在学中に今村昌平プロに入社,今村,藤田敏八(としや),神代辰巳(くましろ-たつみ)らの助監督をつとめる。51年「青春の殺人者」でデビューし,各種の賞を受賞。57年ディレクターズ・カンパニーを設立。作品はほかに「太陽を盗んだ男」。シナリオに「青春の蹉跌(さてつ)」「宵待草」など。広島県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む