開かる(読み)ハダカル

デジタル大辞泉 「開かる」の意味・読み・例文・類語

はだか・る【開かる】

[動ラ五(四)]
手や足を大きく広げて立つ。また、進路などをふさぐようにして立つ。立ちはだかる。「戸口に―・る」「困難な問題目前に―・る」
衣服の前などが乱れて開く。「裾が―・る」
目・口・指などが大きく開く。
「奇異に目、口―・りて」〈今昔・一九・一八〉
[類語]邪魔臭い邪魔立て邪魔っ気妨げ妨げる

あか・る【開かる】

[動ラ五]閉まっていたものがひらく。また、隔てるものなどが除かれる。あく。
「まだ―・らなくって」〈漱石三四郎

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android