間宮新五郎(読み)まみや・しんごろう

朝日日本歴史人物事典 「間宮新五郎」の解説

間宮新五郎

没年:延宝5.1.11(1677.2.12)
生年:生年不詳
江戸前期の武蔵荏原郡(東京都)新井宿百姓代。大森六人衆といわれる義民ひとり。延宝2(1674)年9月新井宿の名主,惣百姓苛斂誅求にたえかねて,年貢減免願の訴状(新五郎が書く)を領主に提出したところ,5年1月代表6人が捕らえられて打ち首となった。

(山田忠雄)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「間宮新五郎」の解説

間宮新五郎 まみや-しんごろう

?-1677 江戸時代前期の農民
武蔵(むさし)荏原(えばら)郡(東京都)新井宿の名主。年貢減免の訴状を領主木原氏にだし,延宝5年1月11日打ち首となった大森六人衆のひとり。同地の善慶寺にその訴状写しが保存されている。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android