林内などの弱光下で形成された葉。日なたの葉(陽葉)に比べて、厚さが薄く、面積が広いなどの形態的特徴がある。陰葉の構造は、柵状(さくじょう)組織が陽葉で2~3層あるものが、わずか1層しかない。逆に海綿状組織はよく発達する。クロロフィル含量は陽葉より多い場合が多いが、単位面積当りの同化量は小さい。弱光下では光合成能力がよく、光補償点は陰葉のほうが陽葉より低い。気孔数も少なく、開度も小さいが、同じ開度の陽葉より蒸散量は多い。したがって、含水量が多いにもかかわらずクチクラ層の発達が悪いため、乾燥に弱い。同じ樹木でも、樹冠の内部や北側につく葉は陰葉になりやすい。
[奥田重俊・吉田精一]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...
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