障害年金の地域差問題

共同通信ニュース用語解説 「障害年金の地域差問題」の解説

障害年金の地域差問題

170万人余りが受け取る障害基礎年金は、日本年金機構の都道府県事務センターが地元医師(認定医)に審査を委託し、支給可否等級(1~3級)を判定している。書類審査だけで、認定医たちが1人で判断するため、個人の裁量が働きやすい。不支給と判定された人の割合は、2010~12年度の平均で最高の大分県(24%)と最低の栃木県(4%)で6倍の開きがあった。障害基礎年金は1級で月約8万1千円、2級で約6万5千円。3級では支給されない。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android