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青侍 アオサブライ

デジタル大辞泉の解説

あお‐さぶらい〔あをさぶらひ〕【青侍】

身分の低い若侍。あおざむらい。
「一重に薄き―通りかかるを走り寄り」〈浄・彦山権現
《青色の袍(ほう)を着たところから》公家に仕える六位の侍。あおざむらい。〈日葡

せい‐し【青侍】

《「あおさぶらい」の音読》公家に仕える六位の侍。
「源中納言雅頼卿のもとに候ひける―が」〈平家・五〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

百科事典マイペディアの解説

青侍【あおざむらい】

あおさぶらいとも。平安時代公卿(くぎょう)に仕えた六位の侍。呼称の由来は六位の位袍(いほう)が(はなだ)色(薄藍色)であるためとする説が有力で,また未熟の意からくるともいう。

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世界大百科事典 第2版の解説

あおざむらい【青侍】

公家の家政機関に勤仕する侍の称。17世紀初頭に完成した《日葡辞書》にも,ほぼ同じ意味の解説がある。11世紀後半以降,貴族層の家柄の再編成が進行する中で〈侍〉階層が成立してくる。彼らは,公卿の家に侍として仕え,まれには五位以上に昇ることもあるが,基本的には六位層にとどまり,四位,五位への昇進を常のこととする〈諸大夫〉層より低く位置付けられていた。彼らのような六位層の者は,平安末期ごろから縹(はなだ)(うすい藍)色の位袍(いほう)を着用したが,このことから,彼らを侍とよぶようになったとする説が有力である。

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大辞林 第三版の解説

あおさぶらい【青侍】

〔「あおざむらい」とも〕
公卿の家に仕える六位の侍。青色の袍ほうを着た。
身分の低い若侍。 「七大寺詣でする京家の-なんどの/太平記 2

あおざむらい【青侍】

あおさぶらい(青侍) 」に同じ。

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