生没年不詳。仏陀(釈迦(しゃか))の弟子。サンスクリット名ナンダNandaの音写。祖仏陀の異母弟で、容姿端正であったといわれる。仏陀の生まれ故郷カピラバストゥで、美女スンダリーと新婚生活を送っていたところ、出家を勧められて修行に努めるが、妻との愛欲のきずなを断ちがたく、ために仏陀が種々の方便を用いて教化に努め、ついに彼にいっさいの煩悩(ぼんのう)を断じた阿羅漢果(あらかんか)の階位を得させたという。のちに3世紀のアシュバゴーシャ(馬鳴(めみょう))が、その間のエピソードを交えた物語を、珠玉の詩編『サウンダラナンダ』(端正なる難陀)に美しく伝えている。
[佐藤良純 2016年12月12日]
〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...
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