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難陀 ナンダ

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デジタル大辞泉の解説

なんだ【難陀】

《〈梵〉Nandaの音写》
釈迦の異母弟。孫陀羅(そんだら)難陀。
釈迦の弟子の一。牧牛難陀。
唯識十大論師の一。6世紀ごろのインドの仏教学者。
難陀竜王」に同じ。
《〈梵〉Nandāの音写》波斯匿王(はしのくおう)が仏に万灯を供養したのに対して、わずかに一灯を供養した貧女の名。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

難陀
なんだ

生没年不詳。仏陀(釈迦(しゃか))の弟子。サンスクリット名ナンダNandaの音写。祖仏陀の異母弟で、容姿端正であったといわれる。仏陀の生まれ故郷カピラバストゥで、美女スンダリーと新婚生活を送っていたところ、出家を勧められて修行に努めるが、妻との愛欲のきずなを断ちがたく、ために仏陀が種々の方便を用いて教化に努め、ついに彼にいっさいの煩悩(ぼんのう)を断じた阿羅漢果(あらかんか)の階位を得させたという。のちに3世紀のアシュバゴーシャ(馬鳴(めみょう))が、その間のエピソードを交えた物語を、珠玉の詩編『サウンダラナンダ』(端正なる難陀)に美しく伝えている。[佐藤良純]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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