震怒(読み)シンド

デジタル大辞泉 「震怒」の意味・読み・例文・類語

しん‐ど【震怒】

[名](スル)激しく怒ること。また、そのような怒り。特に、天子の怒りにいう。
一旦英気甚だ盛なること、猛虎の如く、敢然と―し」〈岡部啓五郎・開化評林〉

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精選版 日本国語大辞典 「震怒」の意味・読み・例文・類語

しん‐ど【震怒】

  1. 〘 名詞 〙 はげしく怒ること。とくに、神や帝王のはげしい怒りにいう。
    1. [初出の実例]「是以神霊震怒、不其祈」(出典日本後紀‐延暦一八年(799)二月乙未)
    2. [その他の文献]〔書経‐泰誓上〕

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普及版 字通 「震怒」の読み・字形・画数・意味

【震怒】しんど

大いに怒る。〔書、洪範在昔(むかし)、鯀(こん)洪水(ふさ)ぎ、其の五行陳(こつちん)す。乃ち震怒し、洪範九疇(ちう)を(あた)へず、彝倫(いりん)攸(もつ)て(やぶ)る。

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