青大きゅうり(読み)あおだいきゅうり

事典 日本の地域ブランド・名産品 「青大きゅうり」の解説

青大きゅうり[果菜類]
あおだいきゅうり

中国地方、広島県地域ブランド
主に福山市生産されている白いぼ系きゅうり。長さは約30cm、重さは1kg弱と大型。果肉は厚く、外側には歯応えがある。内側はやわらかく粘りをもち、ほのかに甘い。塩揉み・油炒めや煮物漬物などに使われる。大正時代から栽培されているが、晩生種で収穫量が少ないため、生産は減少近年、自家用栽培が大半を占める。福山市では、どぶうりと呼ばれる。

青大きゅうり[果菜類]
あおだいきゅうり

東海地方愛知県の地域ブランド。
主に常滑市蒲郡市などで生産されている。尾張地域では戦前から栽培されていた。太く、シャキシャキとした歯ごたえがある。6月から10月の間に出荷。あいちの伝統野菜

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「青大きゅうり」の解説

青大きゅうり

愛知県、広島県などで生産される在来種キュウリ。短く太い形状で、大きなものは重さ1kgほどにもなる。尾張地方では戦前より栽培されている。

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