出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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青金石【せいきんせき】
正ケイ酸塩鉱物の一種。石灰岩中に接触鉱物として六面体,十二面体の結晶または塊状で産出する。等軸晶系。青〜青緑色,半透明でガラス光沢を有する。硬度5.5,比重2.5。組成は3NaAlSiO4-Na2S2であるが,しばしば方ソーダ石,ラン方石の分子を含む。粉末にして顔料のウルトラマリンに,色の美しいものは花びん,モザイクなどの飾石として用いる。→ラピスラズリ
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世界大百科事典(旧版)内の青金石の言及
【ラピスラズリ】より
…きわめて古くから尊重されてきた宝石で,その利用は前3000年のエジプトにさかのぼることができる。青金石ともいう。青色の宝石としてトルコ石とともに金製品によくマッチする点が,人類の歴史とともに長く愛好されてきた原因である。…
※「青金石」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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