日本歴史地名大系 「頭陀寺」の解説
頭陀寺
ずだじ
青林山と号し、高野山真言宗。本尊は薬師如来。大宝三年(七〇三)円空の創建で、長保年間(九九九―一〇〇四)に現在の寺域に移ったという。「三代実録」貞観五年(八六三)八月二日条に「遠江国頭陀寺」とみえ、定額寺に加えられている。嘉応三年(一一七一)二月日の池田庄立券状写(松尾大社文書)によれば、京都仁和寺観音院末の頭陀寺領
頭陀寺
ずだじ
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報